主人公の“拓海”は浪人生。実家に住んでおり、家族は両親と兄がひとり。
　は出来が良く、昔から比べられてはコンプレックスをいだいてきた。
　その兄が結婚し同居することに。その嫁というのがきれいな女性で、さらにコンプレックスを深めてしまう。
　 “拓海”は浪人生ということもあって、なんとも居心地が悪い思いをいだいていた。
　義姉の“歩美”は、そんな“拓海”のことを完全に子供扱いしていた。

　そんななか、父親の定年祝いにと両親が海外旅行へ。
　両親がいないからか兄夫婦の夜の営みが増え、その声に想像を掻き立てられ勉強も手に付かなくなる“拓海”。

　ある日、“拓海”は予定より早く予備校から帰ることになった。
　玄関には、“歩美”の靴があり、家にいるようだ。ただいまと声をかけるが返答はない。
　不審に思い、“歩美”がいると思われるキッチンへ足を向ける。
　そっと扉をひらくと、“拓海”の目に飛び込んできたのは、エプロンをしたまま野菜を使ってキッチンで自慰をしている“歩美”の姿だった……

　主人公、白石勇斗は平岡蒼太の親友である。平岡蒼太の母親は慶子という貞淑な人妻だ。
　 その慶子は勇斗の目から見て魅力的に映っていた。そして、勘が正しければ、いや間違いなく慶子はマゾに違いなかった。そして、サドであることを自覚している勇斗は、いつか手に入れてやろうと狙っていた。
　ある日、勇斗は親友の蒼太が留守であることを知っていて、あたかも蒼太を訪ねてきたかのように装い平岡宅へ訪れた。勇斗の思惑を知らない慶子は、快く勇斗を迎え入れる。
　それが、二度と戻れない淫獄への誘い手とも知らずに……

　主人公“立川悠”は、アダルトサイトで、母“立川美貴”に良く似た女優のＡＶを見つけては鑑賞しながらオナニーしていた。母“美貴”への思いは募るものの、それを表に出すことははばかられ、ＡＶの中の女優に“美貴”を重ねて、オナニーしてしまう鬱屈した日々。
　 ある日“美貴”にバレてしまい、一方的に叱責される“悠”。
　 “悠”も、最初はいけない事かと思い聞いているが、普段の鬱屈した思いが頭をもたげてきて、我慢の限界をこえ“美貴”に反論する。こんなことじゃ、いつ知らない女性を襲うか分からないよ、と。
　 その言葉に驚き、渋々承諾する“美貴”。
　 “悠”は承諾に耳を疑いつつも、それならばとカメラを取り出して撮影することに。“美貴”は、“悠”の望むままにＡＶ風にインタビューされながら、ジーンズを脱いで足を開いていく。
　 “悠”は、今一何かが足りないと思い“美貴”にオムツを渡してパンツと履き替えさせます。
　 こんな物どうしてと戸惑う“美貴”に“悠”は、これが一番興奮するんだと言って、有耶無耶にしつつ穿かせ……

　こうして“悠”と“美貴”の歪んだ生活が始まる……

　“牧本美穂”と“手塚和哉”。ふたりは結婚を控えた間柄。
　 二人は、独身時代最後の思い出作りとして、このツアーに参加した。
　 ツアーはカップル限定のもの。しかし、その組み合わせは様々で、夫婦に見えるものもあれば、随分と年の離れたカップルも。
　 不思議に思いながらも宿に到着し、部屋に通された二人。
　 食事まで時間があったので、“美穂”は、ちょっと温泉に入ってくる事に。

　入った温泉は混浴になっており、“美穂”は入ってきた男性客にいいように弄ばれてしまう。必死で抵抗する“美穂”だったが、男の手管に絡め取られ、ついには犯され、絶頂を迎えてしまう。

　夜、食事処の大広間でバスガイドの“あずさ”の司会により、宴が始まる。
　 そこで前へと呼ばれる“和哉”と“美穂”。

　このあと二人はこのツアーの本当の趣旨を知る事になる………
　 “悪夢”なのか“現実”なのか理解出来ないうちに………

　傷心旅行中の主人公“直人”。
その旅の最中に、ふらっと立ち寄った片田舎の温泉宿。
そこは、匂い立つような色気と優しい笑みをたたえた女将“香澄”が一人で切り盛りしている旅館だった。

　宿泊初日の夜。のんびりと湯に浸かっていると誰か人が入ってくる気配が。
振り向くとそこには、タオルにくるまれただけの“香澄”の姿が。
“香澄”は、仕事を終えてお風呂に入りにきたのでした。
“香澄”は“直人”がいる事を気にした様子もなく、一緒に湯に浸かり世間話を始めます。
“香澄”と話すうちに、少しづつ気持ちも落ち着いて行くことに気づく“直人”。
雰囲気に流され“直人”は傷心旅行中であることを打ち明けてしまう。
そんな“直人”に“香澄”は、
「無理はしないで、ここで癒していってください」
と“直人”を温泉の縁に座らせると、“香澄”は“直人”のモノに奉仕を始めるのだった……

復讐者“横井幸輝”。
目の前で妻も娘も犯され、心身ともにボロボロになっている“幸輝”の元・上司“岡辺正太郎”。
刻み込まれた快楽に、抗うことができなくなっている“妻・沙香”
経験が無いせいで、抗うことすらできずに快楽に飲み込まれた“娘・美鈴”
その三人を見て、この復讐劇ももう少しで終わると感じる“幸輝”
しかし、だからこそ、這上れない奈落の底まで落としてやる必要があるっ！
“幸輝”の狂気じみた思いは復讐の宴の最終幕を上げる。
快楽と絶望の果てに、待っているのは果たして……

　主人公“冴島宏治”は、スポーツジムに勤めている。
表向きには、甘いマスクと、引き締まった肉体、そして、親切丁寧な指導でジムでも人気のインストラクター。
しかし裏では、その立場と職場を利用して、女性たちを持ち前のテクニックとタフさで骨抜きにして、自分色に染め抜き、その中でも上玉を上流階級の人たちが集う秘密の乱交パーティーや、性奴隷オークションに出展し、自尊心と懐を満足させてる調教師。

ある日“冴島”は、新たな上玉の女性“結崎恵”を見つける。
これは、と思った“冴島”は、いつも通り表の顔を使い獲物に近づいていくのだった……

時刻は夕方前。
元上司“岡辺正太郎”の妻“紗香“は、まだまだ “幸輝”とその仲間に犯され続けていた。